私たちの理念
活動テーマ
眞山舎(さなやまや)は、「『わたし』が幸せを感じられる暮らし」をテーマに活動しています。
活動テーマにある「わたし」というのは、あなたや私、家族、友人、隣人等、個人一人ひとりの主語としての「わたし」です。
「みんな」等の言葉により個人を一括りにすると、「わたし」という個性が集団の中に埋没してしまいます。
一人ひとりが「わたし」を取り戻し、自分自身を起点に幸せを伝播していく。そのような思いから「わたし」という言葉を大切にしています。
また、「幸せ」を「手に入れる」のではなく、「感じられる」と表現していることにも意味があります。
「幸せ」という形のないものを得ようと必死になり、体や心を壊したり、「手に入れた」と思っていた幸せが、離れていってしまうこともあります。
「幸せを追いかける」のではなく、日々の暮らしの中で「幸せを感じられる状態」になる。そのために私たち一人ひとりは何が出来るのか。そのような問いから、「『わたし』が幸せを感じられる暮らし」をテーマに活動しています。
組織としての存在目的
「天長地久に続く活力ある地域をつくる」ことが、眞山舎の存在目的です。
この国立市が、天のように長く、地のように久しく、20年、30年、50年、100年と続いていくような地域の生態系をつくることを主眼に置き、変化に適応しながらその時々に必要だと思われる事業を展開していきます。
なお、まちをつくるのは、個人一人ひとりです。「つくる」という行為が、意識的であれ、無意識的であれ、そこに暮らす人が在ってこそのまちです。眞山舎にとって「地域の生態系をつくる」という意味は、「わたし」という個人に焦点を当てるということでもあります。
眞山舎は、「わたし」という個人と「まち」という生態系の両方を大切にしながら、新しい中間支援組織のかたちを探求しながら活動を行なっています。
使命
眞山舎の使命は、「地域におけるNPO活動の持続性向上と活性化」が、私たちの使命と考えています。
NPOは、「社会課題の解決」だけでなく、「市民参加」や「多様性の尊重」、「協力の場の醸成」、その他さまざまな存在意義があると言われています。
また、NPOによる活動は、お金の流れや雇用も生み出します。事業を通じた売上はもちろん、個人や企業、団体による寄付、資金提供団体による助成金等により資金循環を生み出します。
少子高齢化及び人口減少による行政の財政の硬直化が避けられない中で、「『わたし』が幸せを感じられる暮らし」を市民が自ら作るにはどうしたら良いのか。
その一つの仮説が、地域におけるNPOの活動を活発にし、その持続性を向上することにある、と考えています。
行政に寄りかかることが出来ないからこそ、私たち自身で暮らしを作っていく。
その基盤がNPOの存在なのです。