top of page

【イベント案内】(11/24)第1回 哲学塾「ひらく舎」開催!「深く考える時間」を失くしたぼくらが、答えのない問いに真正面から向き合う場

広報チーム

2023年11月16日

「当たり前」を疑い、深く考え、とことん議論し、共に了解する場。あなたと私が共に在る場をひらきます

◆はじめに

最近、なにかを深く考える時間がありましたか?


それとも、家族や友人、職場の上司や同僚の言葉や、メディアで見聞きしたことに対して、違和感や怒り、悲しみを抱いたとしても、日々の忙しさの中で、深く考えずに流してしまっていますか?


今日、「共生」、「多様性」、「対話」といった言葉が、日常的に使われるようになりました。


一方で、「何となく良い感じの言葉」が加速度を増して社会に広がっているだけで、「共生とは何なのだろうか」、「多様性とは何なのだろうか」、「対話とは何なのだろうか」と根本的に問うことはありません。


まして、抽象的なことについて、他者と議論し、共通の了解をつくっていく機会は、日常の中では、ほぼ皆無に等しいのではないでしょうか。


しかし、共通の了解が取れていない「何となく良い感じ」の言葉が「当たり前」になっていくことは、実は、こわいことなのです。


なぜなら、「当たり前」を「当たり前」として受け入れてしまうことは、すれ違いなどにつながるからです。例えば、「共生社会」とは、「お互いが差別や偏見がなく、関わり合いながら共に暮らしていくこと」だと考えている人もいれば、「思想や信条が異なっていても、相互に干渉せず、同じエリアに存在すること」だと言う人もいるでしょう。


この二者が、すれ違ったままお互いの意見を主張したとき、話が平行線になり、不毛な言い合いに発展してしまうこともあります。


人は、たった1人で生きることはできません。

たとえそれが面倒で嫌でも、つねに他者と生きるしかないのです。


哲学塾「ひらく舎」は、毎月1回、複数人で集い、世の中の「当たり前」を疑い、深く考え、とことん議論し、共通了解をつくることを試みます。他者と共に生きる実践の場になることを願いながら。


◆各回のタイムライン

 1 受付&くじ引きでその日のグループを決定

 2 参加者が持ち寄ったWEB記事や新聞記事の中からその日のテーマを決定

※第1回は、主催者が話題を提供します

 3 グループ議論(20分)&休憩(5分)を2回実施

※主催者3名が、各グループにゆるめのファシリテーターとして入ります

 4 全体議論(各グループ1名が、学びの共有)

 5 共通了解づくり


◆議論テーマ(参考)

ご参加される方々の違和感や問題意識により、自由に、お持ち寄りいただいた記事等に基づいてテーマ設定をしたいと思います。参考として、以下のようなテーマが想定されます。

・「本当にすべての人間は生まれながらにして人権があるのか」

・「本当に対話は必要なのか」

・「巷にあふれている〈共生〉とはそもそも何か、だれとの共生なのか」


◆哲学塾「ひらく舎」の概要

【日時】 2023年11月24日(金)18:00-20:00

※第2回は2024年1月26日(金)18:00-20:00、以降は毎月第4金曜日18:00-20:00を予定

【場所】 ひらくスペース(東京都国立市富士見台1-17-25 V.I.P ビル3階)

※JR南武線谷保駅北口から徒歩2分

【定員】 各回12名程度

【参加費】1,000円

※当日会場でお支払いください。おつりがないようにご準備いただけると幸いです


◆お申し込み方法

以下のURLからお申込みください。Googleフォームに遷移します。

https://forms.gle/nV3eqFZijN2sKrZd6


◆主催者

金 泰明 (哲学塾OWLs、大阪公立大学・人権問題研究センター特別研究員)

齋藤 亮太(ひらく研究所、一橋大学ソーシャル・データサイエンス研究科客員研究員)

土屋 一登(一般社団法人眞山舎代表理事)


◆問い合わせ先

一般社団法人眞山舎

https://www.sanayamaya.org/

bottom of page